2022/02/21
家づくりのポイント
新築のおしゃれな造作の参考に!施工事例36選【参考費用もご紹介】
造作とは?
「造作」とは、棚や家具などその場所ぴったりに納まるように、大工さんや職人さんが木材を切ったり削ったり加工してジャストサイズやオリジナルデザインで造ってくれることをいいます。ニュアンスとしてはオーダーメイドに近いと言えます。
造作のメリット・デメリット
造作は基本的に、大工さんや家具屋さんの職人さんが丹精込めて一から造り上げます。工場で加工済の(すでに決まった寸法の)建材等をその場所に取り付けるのとは違うため、既製品とは違った木の温かみやぬくもり感、重厚感が造作の良さだと言えるでしょう。一方、材料費や加工する手間がかかるため、造作の規模によっては既製品よりも金額が上がってしまうことがデメリットだとも言えます。
ほっと住まいるの造作事例36選
では実際に造作でどんなことができるのか、ほっと住まいるの施工実例を参考にご紹介いたします。
リビングテレビ台の造作事例
テレビ台を板2段にしたり、サイドに可動棚を付けたり、また収納開き戸を造り付けたりして、自分たちが使いやすいようにアレンジできます。またウォールシェルフ(飾り棚)もプラスすれば雑貨や小物・写真などをお洒落に飾ることもできます。こちらの追加費用の目安はおおよそ70,000円程。
リビング畳コーナーの造作事例
リビングの一角にある小上がりタイプの畳コーナー。引出し収納を付ければ収納力もアップします。さらに掘りごたつ風のカウンターがあればスタディスペースやワークスペースとしても使えそうです。こちらの追加費用の目安はおおよそ190,000円程。
リビング収納・飾り棚の造作事例
リビングのちょっとした収納スペースも、アーチ垂れ壁やカウンター棚をプラスすれば見た目も可愛らしく、ディスプレイも兼ねた収納スペースは人気仕様の一つ。ウォールシェルフやコーナーシェルフ単体だけならシンプルにまとまります。
キッチンカウンターの造作事例
対面式キッチンだからこそできる対面カウンターの造作。カウンター板を無垢材にすれば、より木のぬくもり感のある雰囲気になります。カウンターの下に棚板を取り付けて収納棚にしてもお洒落です。
キッチンカウンター収納付きの造作事例
カウンター下を収納として有効活用したい方へおすすめのカウンター造作。扉のおかげですっきりと片付き、生活感を隠すことができます。こちらの追加費用の目安はおおよそ150,000円程。(扉の有無で価格は結構変わります)
キッチンスペースの造作事例
キッチンの棚を一工夫すれば、可動式や折り畳み式にすることも可能です。またコンロ前の壁を小窓風に造り付ければ、ただのキッチンも可愛らしくおしゃれに大変身。折り畳み式カウンターの追加費用はおおよそ20,000円程です。
洗面化粧台の造作事例
造作の中でも特に好評な洗面化粧台。モザイクタイルやブラケット照明、タオル掛けをプラスして、自分たちだけのお洒落で素敵なオリジナル洗面化粧台ができあがります。
すべて造作で仕上げた洗面化粧台。幅や高さ、棚板の枚数や奥行などすべてお施主様のオーダーメイドです。こちら費用の目安は、標準の洗面化粧台との差額でおおよそ 200,000円程。
洗面台本体(下半分)だけ既製品を使った、造作風の洗面化粧台。カウンターや棚、鏡だけの造作なら、そこまでお金を掛けなくてもお洒落な雰囲気が楽しめます。こちらの追加費用の目安はおおよそ30,000円程。(左写真のように、モザイクタイルの面積が多ければ値段はもう少し上がります)
ただの四角い鏡に木枠を造り付けるだけで、おしゃれな雰囲気に仕上がります。右写真のような、鏡も含めて全て既製品の洗面化粧台でも、同じ高さぴったりのカウンターを造り付けるだけで雰囲気は断然良くなります。
玄関やトイレの手洗いコーナーの造作事例
玄関ホールやトイレにあるような小振りな手洗いスペースは、お家のテイストに合わせてお洒落に仕上げれば毎日の暮らしがハッピーに。こちらの追加費用の目安はおおよそ150,000円程。(扉や水栓デザインによって価格は結構変わります)
パントリー・ワークスペースの造作事例
忙しい家事や育児の合間に作業ができるようにと、キッチンの近くやパントリー内に造られたワークスペース。お洒落な照明やアクセントクロスで気分アップ!
書斎の造作事例
書斎にはたくさんの本が収納できるように大型の本棚を取り付けることが多いです。落ち着いた木調に統一すれば、人気のナチュラルヴィンテージテイストにもなります。こちらの追加費用の目安はおおよそ60,000円程。
スタディスペースの造作事例
お子さんの勉強スペースとして定番のスタディコーナー。すべて木の素材で造られたデスクや本棚は優しい触り心地で、そのナチュラルな仕上がりはリビング空間との相性もばっちりです。こちらの追加費用の目安はカウンターだけでおおよそ60,000円程。(集成無垢を使用)
せっかくの新築で注文住宅を選ぶなら、ぜひ造作を取り入れてみて
このように、家の中で造作を取り入れられる部分は以外と多くあります。参考費用はあくまでも目安となりますのご注意ください。お家づくりをお洒落にこだわりたいという方は造作を取り入れてみてくださいね。