2022/04/15
家づくりのポイント
リビング階段にして良かった?後悔した?
こんにちは、ほっと住まいるです。
間取りの中でも根強い人気がある「リビング階段」。リビング階段とは、2階へと続く階段が廊下ではなくリビング内にある間取りのことを言います。廊下部分を省くことでLDKを広く使えたりするなど、メリットが多くありますが、一方でエアコンが効きにくいといったデメリットも存在します。
今回はリビング階段にして「良かった」&「後悔した」というお話しをしたいと思います。
リビング階段にして良かった!
リビング階段のメリットは何と言っても「家族がリビングに集まる頻度が増える」ということ。2階へ行くには必ずリビングを経由しなければなりませんし、1階廊下を省く都合上、水回りの配置もリビング経由になったり、リビングに隣接したりすることが多いため、自然とリビングに集まれる環境になるということです。
リビング階段のメリット
・家族団らんの時間が増える
・家族の行動を把握しやすい
・コンパクトな間取りで家事&子育てがしやすい
・リビング階段がおしゃれ
・エアコンを付ければ家じゅうが暖かく涼しい
リビング階段にして後悔
リビング階段は家族との時間が増えるというメリットがありますが、逆にプライベート性が薄いとも言えます。友だちを2階の自室へ招待したいときも、必ずリビングを通過しなければなりません。親としては子どもの行動を把握できるので安心ですが、思春期の子どもの立場からするとあまり喜ばれることは少なそうです。
リビング階段のデメリット
・友だちを部屋へ招きたいときに家族と鉢合わせしやすい
・エアコンが効きにくい
・ニオイが家じゅうに充満しやすい
・リビングでの話し声やテレビの音が2階に伝わりやすい
まとめ
リビング階段はいい面も悪い面もありますので、家族が家でどう過ごしたいかなど、生活パターンから決めていくのがベストです。
これは経験則から見た傾向ですが、リビング階段にしたいというお客様は、ご実家にリビング階段やLDKがなかったというパターンが多いように感じます。反対にリビング階段はイヤという方は、実家がリビング階段だったというパターンがほとんどです。
迷ったときは、「実家に住んでいたとき何が不便だったか」をヒントにして考えてみてもいいのかもしれません。