2023/07/29
家づくりのポイント
家を建てるにあたっての土地探しのコツ
先日からお客様からの依頼を受け土地探しを始めています。
お客様の『家を建てたい!』から始まった土地探し。
『家のことは考え始めたばかりで、土地探しも含めて何から
手を付けて良いかわからない。』とのコト。
そこで、今回は弊社が提案する建築士&宅地建物取引士だからこそ出来る
土地探しの仕方をご紹介。お施主さんにとって効率が良い土地探しとは…。
予算の把握
先ずは、ご希望の土地のエリア絞り込みと予算について考えたいところですが…。
その前に、『家を建てたい!』が本質でしたので、お客様にとって理想のお家が
どの位の大きさになるのか?それがいくら位になるのか?知って頂くことが
土地探しにおいても重要。
例えば、モデルハウスをご見学頂きながら、「こんな家が理想!」というお話を
聞かせて頂いたり。ランドリー室の存在や生活動線へのリクエスト、あるいは
リビングの広さや収納、もちろん欲しい部屋数など。
「どんな家にしたいですか?」という問いかけに対しては、お施主様自身も
自らの考えに整理がついていない状況だと回答しづらいかもしれません。
しかしながら、モデルハウスのリビングを見て広いと感じるか狭いと感じるか?
こんなキッチンは好きか、嫌いか?などの会話を重ねていく事で、お客様ご自身で
自らの想いに気づいて頂ける機会になったりします。
その後、私はお客様の声を元に、おおよその間取り[ラフプラン]を作ります。
そのラフプランの家が、何坪でいくらなのか?
そんな情報を踏まえた上で本格的な土地探しのスタート。
もちろん、土地と建物を合わせた全体的なご予算を意識しながら。
希望エリアの絞り込み
勤務先へのアクセスに便が良い・ご実家から近い・スーパーが近いそれに加えて
学校が近い等、未来の生活に大きな影響を与える土地の場所[エリア]。
お客様の意見を受け入れた上で提案させて頂きます。
一方、弊社ではハザードマップや近年の大きい雨による浸水状況も考慮して
土地[エリア]選びのアドバイスさせて頂きます。
敷地の状況に応じた造成工事等
例えば、道路面より低い土地。あるいは、水路を跨いで敷地に乗り入れする土地。
これらのケースでは、盛土造成工事や橋を設置する工事等が別途必要になる場合があります。
一方、市街化調整区域での農地転用等には申請やお金や時間を要するケースがあります。
このあたりの費用まで把握して土地選びをする必要があると私は考えます。
まとめ
お手軽に土地を探すのであれば、ご自身でネット検索するコトも出来ますし
お近くの不動産屋さんに依頼する方法もあります。探し方は様々ですが、
私たちがお手伝い出来る土地の探し方は、理想の家や建物を含めた予算を考慮した探し方です。
土地と一緒に家も建てたいという方には、効率の良い探し方だと思います。
ある意味土地探しのコツです。是非、お気軽にご相談下さい。