2024/04/20
家づくりのポイント
新築するなら庭に「小さな畑」を作って家庭菜園を楽しもう!
浜松市の工務店、ほっと住まいるです。
家を新築したとき、庭をどうするか。ほとんどの方が「砂利敷き」もしくは「人口芝」を選択されています。それは手がかからないから。育児や家事、仕事で忙しい日々を送っていれば、園芸を楽しむなんて余裕は生まれないのが当たり前です。
ですがあえておすすめしたいのが、庭に「小さな畑」を作ること。その理由についてお話ししたいと思います。
お子さんがいれば、一度はプランターで野菜か花を栽培する機会があるのではないしょうか。小学校の課題の一環としてプランター栽培をするところもありますよね。
育てるときは全然いいのですが、いちばん困るのが処分や片付けをするときです。
地上部はすっかり枯れ果て、玄関横に無造作に置かれた植木鉢。
そんなお家をよく見かけませんか?というか私自身の実家がまさにそんな状況でした…。
そもそもですが、土は燃えるゴミ(家庭ごみ)として出してはいけません。
土は一般ごみと違い「自然物」として扱われるため、可燃ごみとしても不燃ごみとしても処分することはできないのです。
ではどうやって処分するか。
そんなときに活躍するのが「小さな畑」です。
処分の仕方は簡単。プランターの中身(土含む)をまるごと畑に投入して、畑の中に埋めるだけで完了です。
そうすることで、土中の微生物たちが勝手に分解してくれるんです。
もし可能であれば、植物をハサミで10cmずつくらいに分断してから土と混ぜることで、より早い期間で分解が済みます。
「小さな畑」のメリットは他にもあります。
それはプランターを買わずとも直接植えられるということです。
プランターって、かさばるので使い終わった後の収納に困るんですよね。そしてそのプランターたちが家の敷地の隅に追いやられた日には、もう二度と使うことはないという…。(経験者は語る)
あとは畑に直接植えたほうが、それだけ根っこが伸びる範囲が広くなりますので、プランター栽培よりも野菜は元気に育ってくれます。(※ただし畑の土の具合にもよります)
それにプランターは都度水やりが必要ですが、畑はほとんど水やりが必要ありません。雨の水だけでじゅうぶんな場合がほとんどです。
栽培する上で手がかかりにくいというのも「小さな畑」のメリットの一つです。
いかがでしょうか?
庭に少しでも緑があると癒しにもなりますし、野菜や植物たちの成長を間近で観察できるのは、お子さんの豊かな感性を育むことにも繋がると考えています。
そして今は家庭菜園をやれなくとも、子育てが終わったときの楽しみとしてスペースだけ確保しておくという選択肢もあります。
ほっと住まいるは自然素材のお家をご提案する工務店。
せっかくならお庭にもぜひ自然環境を取り入れてみてくださいね。
▲ほっと住まいるオフィスの裏庭の小さな畑。
日陰でも育つ「三つ葉とミョウガ」の植えっぱなし栽培です。(たくさん生えている小さな芽がミョウガです)
ミョウガは夏になるとたくさん収穫できて女性社員に毎年大好評です。
打合せルームから見えますので、興味がある方は覗いてみてくださいね!